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Descrição do livro

■本書の内容
写真家・酒井孝彦氏によるフェティシズムシリーズの第5弾『Catharsis from Catastrophe』の耽美で独特ば世界観をお楽しみください。

著者あとがきより
Catharsis from Catastrophe
カタルシス フロム カタストロフィー

 カタストロフィーの意味を調べてみると、自然界および人間社会の大変動であったり、変革という意味もなしていたり、劇や小説の悲劇的な結末、破局のことでもある。世界大百科事典第2版の解説では物事の破局、大詰め、大団円のことと出ている。
 原義ギリシア語のkatastrophē は(下に覆す)という動詞に由来し、転倒や破滅を意味する。演劇用語としてよく使われ、ことに悲劇において事態の推移や主人公の運命が、決定的な破局を迎えて結末に至ることを指す。
 喜劇の葛藤がほどけるめでたい大詰めには(happy-ending)の語があり、いわば一対をなしている。
 いずれも劇技巧の問題としてクライマックスと結びつけて論じられてきた。
 さてはて、この人間界はいつからこんなにも大きな破局に苛まれてきたものか。国にとっても個人にしてもである。
 「こんなことになるなんて」という絶望を抱え苦しむ者のなんと多いことか。
 隣で笑っている人も何かしらの絶望を抱えている可能性もある。だが時が解決したりするように何かによって誰しも解放されたく思っている。いや、解決できないかもしれない。でもその日を夢見る。
 今回の作品は、そんな絶望から解放された姿ではなく、「解放されよう」とする姿を作った。そして結果、解放されたかはわからないが、期待に溢れるその短い時間に未だつきまとう葛藤や不安も添えて作られている。いわゆる分かれ道にたどり着いた瞬間のような者である。期待にあふれた甘い時間。
 その先を決めるのはあなたであり、私であるということ。それは個でも公でも全てにおいて。

2018 年2 月  酒井孝彦

※本書は2ページ見開き写真が多数掲載されています。そのため、画面の向きロックは解除して、横向きの見開き表示でご覧いただくことをおすすめします。

■著者略歴
著・酒井孝彦 Sakai Takahiko
芸術家、写真家、音楽家、プロデューサー、大学教員(東京工芸大学 芸術学部 写真学科准教授 コマーシャル研究室) 、日本広告写真家協会、現代美術家協会、日本写真芸術学会に所属。 受賞、個展、展覧会多数。何故か防火管理者と食品衛生管理者の資格持ってます(笑)。

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Encadernação Foton series 029 Catharsis from Catastrophe (Japanese Edition):Kindle
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