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Descrição do livro

あなたは今日、どんな音を食べますか?

カシャン。
じゅわあっ。
ごり、ごり。
ぱちっ。
ぱりっ。

夜だけだった東京から、少しだけ遠くへ。
朝も、昼も、夕暮れも。

『東京、夜更けの答え合わせ』
『東京、今夜は一皿ずつ』
『東京、知らない味に会いに行く』に続く、
東京と食を、音で味わう物語、第4弾。

今回の主人公は、柏木佐和。

仕事は、生活者インサイト・リサーチャー。
人が何を買い、何を食べ、なぜそれを選ぶのか。
人の「いつも」の中にある、小さな理由を見つける仕事をしています。

そんな佐和が、ある日の仕事中に聞いた言葉。

「夕飯くらい、その場で変わっても困らないですからね」

最初に決めた予定と違ってもいい。
そのとき食べたいものを、選んでもいい。

その小さな気づきから、佐和の食卓は少しずつ動き始めます。

大人が食べる、少し懐かしい給食。

久しぶりに帰った実家では、
母の「これくらい」で作られたお昼ごはん。

船に乗って向かった伊豆大島の海の家では、
海風の中で浅利と青海苔の焼きうどんを。

山を歩いたあとは、
温かな料理と、豆を挽くところから始めるコーヒー。

スーパーでは、予定になかった食材をかごへ入れ、
檜原のキャンプ場では、五人で炭火を囲む。

そして最後に選ぶのは、
自宅から帰れる距離にある小さなホテル。

翌朝、佐和はそのときの自分が食べたい朝食を選びます。

今日は、どの一話を味わいますか?

プロローグ 十二時十五分、トレーが鳴る
第1話 母の計量スプーンは、どこにもない
第2話 海風に、焼きうどんの湯気
第3話 山頂では、豆を急がせない
第4話 献立は、かごの途中で変わる
第5話 ランタンが灯るまで、肉を返す
エピローグ 朝八時、パンの音がする


耳でも味わう、今度は「夜だけじゃない」食小説

このシリーズで味わうのは、料理だけではありません。

トレーを取る、カシャン。
海辺の鉄板から、じゅわあっ。
山頂でコーヒー豆を挽く、ごり、ごり。
炭火から、ぱちっ。
朝のホテルで焼きたてのパンを割る、ぱりっ。

料理の音。
風の音。
波の音。
火の音。
誰かと一緒に食べる声。

今回は、店の中だけではありません。

実家の台所。
海の家。
山の上。
自宅の食卓。
キャンプ場。
そして、朝のホテルへ。


予定になかったものを選んでもいい。
誘われたら、行ってみてもいい。
食べるものは、そのとき決めてもいい。

佐和が少しずつ選ぶようになっていくのは、
正しい食事ではなく、そのときの自分が食べたいもの。

物語の最後、ホテルを出た佐和の前では、
朝の東京がもう動き始めています。

そして次の食事は、まだ決まっていません。

今日は、どこで食べよう。

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Encadernação toukyoukyouhadokodetabeyou (Japanese Edition):Kindle
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